スクラッチの”形を変える”ツール(ベジェ曲線)をマスターする

ゲーム作りのテクニック

今回はスクラッチのコスチュームエディターで重要となる”形を変える”ツールを使いこなせるようにしていきます。”形を変える”ツールで出てくる点(アンカーポイント)とその点から出ている線(ハンドル)を駆使して思い通りに曲線を作っていきます。この曲線のことをベジェ曲線と言います。フランスの自動車会社「ルノー」のピエール・ベジェさんが考えた曲線の描き方だそうです。

山を作る

まずは、基本の山の形を作りましょう。

直線を描いて、アンカーポイントを打ち、ぐっと引き上げるだけです。以下の動画を参考にしてください。

角をとがらせる

作った山の角をとがらせる・まるくするの切り替えは以下のボタンで行います

先ほどの続きで角をとがらせてみましょう

山をゆるやかにする

次に山をゆるやかにして丘のような形にしていきます。ここで使うのがアンカーポイントから出ているハンドルです。ハンドルを伸ばしていくことで曲線がゆるやかになります。

角をゆがめる

次にいまはきれいな左右対称の山になっていますが、山の形を左右非対称にゆがめてみましょう。ここでもハンドルを使います。ハンドルをグイッと回すことで山がゆがんでいきます。この状態では左右のハンドルが1つの棒となって連動して回転していきます(自転車のハンドルのような形)。それによって自然な曲線を描くことができます。

左右のハンドルを別々に操作する

最後に左右のハンドルを別々に操作していきます。左右が連動することで自然な曲線を描くことができますが、片方だけを曲げたいタイミングはいっぱいあります。この方法については意外と知られていません。

windowsのパソコンではAltボタンを押しながら、Macのパソコンではoptionボタンを押しながらハンドルを回すと、片方だけ回すことができます。

実際にやってみましょう

以下のように片方のハンドルだけを回せれば成功です

これらの操作が使いこなせるようになると、さまざまなキャラクターを描いたり、アイテムを描いたりできるようになります。

以下の記事でグラデーションのコツも解説していますので是非あわせてマスターしてください。

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