今回つくるもの
難易度
今回は上下左右の壁でキャラクターやボールを跳ね返させる方法を紹介します。スクラッチには”もし端に着いたら、跳ね返る”という便利なコードが初めから用意されているので、画面の端で反射させることはできますが、作るゲームによっては、決めた範囲(部屋)の中で跳ね返らせたい場合もあります。
是非マスターしてゲーム作りに役立ててください。
以下のように緑の壁の中でネコが跳ね返るようにします。
壁を作る
あとで詳しく説明しますが、上下の壁と左右の壁では跳ね返る法則が異なります。ですので上下左右の壁を作る場合は、上下の壁と左右の壁で別々のスプライトにします。
以下のように、2つのスプライトを作成してください。
これでネコを緑の壁に閉じ込めることができました。
壁で跳ね返るコード
では、ネコを緑の壁の中で跳ね返らせていきます。
スプライト1(ネコ)のコードに以下のようにコードを書きます。
向きという変数を作りネコは向きの方向にずっと動くようにします。
そして跳ね返るときに、向きが変わるようにします。
上下の壁、左右の壁で跳ね返るときに向きがどのように変化するかは以下の説明を参考にしてください。
以上で、解説は終了です。すべてのコードはこちらからも確認できます。