今回つくるゲーム
難易度
今回は単純だけどクセになるヘビゲーム(スネークゲーム)をスクラッチで作っていきます。ヘビがマス目に沿って移動しながら、りんごを食べるたびに体が長くなります。壁や自分の体に激突するとベームオーバーです。長いカラダがアタマにどうやってついてくるかがこのゲーム作りのポイントになります。意外と簡単なコードで作れてしまいますので是非チャレンジしてみてください。
まずは実際にゲームをプレイしてみてください。上下左右の矢印キーでヘビを動かしながらできるだけ多くのりんごを食べてください。
はじめに
まず、以下をリミックスしてください
こちらにはゲームを作るのに必要な素材が揃っています。
市松模様のステージを作る
素材の中にすでに緑色のマス目の背景がセットされていますが、ここから作りたいという方はこちらの記事を参考にしてください。クローンを使ってマス目を作り、最終的にはキャプチャーツールで画像かをしています。
マス目に沿ってヘビのアタマを動かす
次にマス目に沿ってヘビのアタマを動かしていきます。マス目に沿ってなめらかにに動かす方法についてはこちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
上記の記事で解説されているようにヘビのアタマに以下のコードを書きます。
プレイ中という変数を使って、ゲームオーバーになったら動かないような仕掛けを入れておきます。
この通りコードを書くと、以下のようにヘビのアタマを動かせると思います。
カラダがアタマについていく
次にカラダがアタマについていくようにします。カラダのスプライトのクローンをどんどんと作っていき、一定の時間が経過すると削除するようにします。そうすると不思議なことにヘビのアタマにカラダがついていくように見えるのです。この削除するまでの時間を長くしていくほどヘビのカラダが長くなります。カラダのスプライトに以下のコードを書きます。
これで、プレイしてみてください。カラダがついていっているように見えると思います。この3秒の部分をいろんな秒数にして、長さが変わるのを確認してみてください。
ゲームオーバーを設定する
次にゲームオーバーを設定していきます。壁に激突した場合、自分の体に激突した場合にゲームオーバーとなります。
ヘビのアタマに以下のコードを書きます。色と色が触れることで激突を判定していきます。この方法はよく使うのでコスチュームを作るときに考慮に入れるようにしましょう。
実際にプレーしてみてください。壁に激突したとき、カラダに激突したときの挙動を確認しましょう。
りんごを食べる
次にりんごをランダムなマス目に配置して、ヘビがりんごを食べると、りんごの数が1づつ増えるようにします。
りんごを配置する
りんごの赤が眉間の青に触れたらヘビがりんごを食べたということにします。
ヘビがりんごを食べたらまた新しい場所にりんごを配置します。
りんごを食べるたびにカラダが伸びる
次にりんごを食べるたびにカラダが伸びるようにします。カラダの長さを決めるのはカラダスプライトの○秒待つ、の部分でした。秒数がりんごの数によって増えるようにします。
ゲームオーバーを表示する
最後に、ゲームオーバーになったときに、ゲームオーバーの表示と食べたりんごの数を表示するようにします。ゲームオーバーのスプライトに以下のコードを書きます。
実際にゲームをプレイしてみましょう。以下のようになれば成功です。
すべてのコード
これで終了です。すべてのコードはこちらからも確認できます。是非オリジナルのヘビゲームを作ってみてください。