今回つくるゲーム
難易度
今回はWEBタイピングゲームで有名の寿司打風のゲームを作っていきます。出された寿司ネタの名前をローマ字で打ち込んでいき、タイムの速さとミスの少なさを競います。このゲーム作りのポイントはタイピングしたアルファベットが正解か不正解かをどのように見極めるか、にあり、その答えはリスト機能にあります。リストに対する苦手意識がある人もいると思いますが、このゲーム作りをとおしてマスターしましょう。
まずは実際にゲームをプレイしてみてください。出てきた寿司ネタの名前をローマ字で書くだけです。
はじめに
素材のリミックス
まず、以下をリミックスしてください
こちらにはゲームを作るのに必要な素材が揃っています。
素材の中身を確認する
素材の中身を一通り確認しましょう。
まず、リストです。すでに日本語とローマ字のふたつの素材を用意しています。リストのにチェックを入れると画面上にひょうじされます。17個の寿司ネタが日本語とローマ字で用意されているのがわかります。このリストに沿って寿司ネタが出てきます。
リストについての基本的なことを学びたい方は暗記カードの作り方にまずチャレンジすることをお勧めします。
続いて、寿司ネタのコスチュームを見てみると、リストとあわせて寿司ネタが用意されています。これらの寿司ネタのイラストはGAHAGというサイトから引用しています。スクラッチでフリーサイトからイラストなどを引用する場合は注意が必要ですのでこちらの記事も合わせてご確認ください
さいごにキーボードのコスチュームを確認してください。ここにはa〜zのアイコンが用意されています。打ち込んだキーが正解であれば表示されるものです。
キーボードで打ち込んだことを認識する
ここからプログラミングをはじめていきますが、まずはパソコンのキーボードで文字を打ち込んだことを認識できるようにしましょう。アルファベットという”から”のスプライトを用意していますので、そこに以下のようにコードを書いていきます。押された文字という変数を用意して、打ち込まれたキーを認識させます。またキーボードが押された時にキーボードが押されたということが認識できるように変数も用意しておきます。
これをzまで書いていきます。すると以下の動画のようにキーボードを押すと、押した文字が認識されるのがわかります。
動きを一通り完成させる
今回のプログラミングはなかなか分割して解説することができないので一気に解説してしまします。
まず、正解コードは以下の通りとなります。
どういうことなのか、もう少し詳しく解説すると以下の通りとなります。
今回のようなiとjという変数を使った入れ子構造はいろいろなところで使います。しっかりと意味を理解するようにしましょう。
このコードが組めると、以下のように出されたお題(寿司ネタ)に対してタイピングできるようになります。
ゲームスタートとクリア
次にゲームスタートとクリアをつくっていきます。
ゲーム管理のスプライトに移動して以下のコードを書きます。
ゲームスタートと同時にタイマーもスタートさせ、画面にタイムを表示するようにしましょう。
また、キーボードのコードも以下のように少し変更します。
これでゲームのスタートとクリアも設定できました。
実際にプレイしてみましょう。
すべてのコード
これですべて終了です。キーボードのカタカタした音や、正解の音、クリアの音など、工夫して差し込むようにしてみましょう
すべてのコードはこちらから確認できます。効果音についても反映されていますので参考にしてください。