スクラッチでジオメトリーダッシュ(WAVE編)の作り方

初級

今回つくるゲーム

難易度2 out of 5 stars

今回はジオメトリーダッシュのWAVE編を作っていきます。以前通常のジオメトリーダッシュの作り方や、シップ編の作り方を解説しましたが、今回はそのWAVE編です。WAVE編はクリックするたびに上に向かったり下に向かったりする動きをどのように作るのかがポイントになります。ちなみにこれをWAVE編と呼ぶのが正しいのかは分かりません…。正しい呼び方を知っている人がいれば教えてください。

この記事でも順番に作り方を解説しますがくわしくははYouTube動画で確認してください。


まずはゲームをプレイしてみましょう。

youtube解説

こちらの動画ではわかりやすくゲームの作り方を解説しています。実際に作るときはこの動画を見ながら作ることをお勧めします。チャンネル登録もよろしくお願いします!

[スクラッチ]ジオメトリーダッシュWAVE編の作り方

背景を作る

まずは背景を作ります。以下のようにステージを好きな色でぬりつぶしてください。

スクラッチでジオメトリーダッシュ(WAVE編)の作り方

上下の壁ブロックをつくる

次に上下の壁ブロックを作ります。

下のブロック

まずは下のブロックからです。新しいスプライトを作って、以下のようにコスチュームを描きます。大きさは大体横が50、高さが100程度にしておきましょう。このときに、三角のてっぺんが中心に来るようにします。スプライトの名前は”下”にしておきます。

スクラッチでジオメトリーダッシュ(WAVE編)の作り方

次にコードに以下のように書きます。

スクラッチでジオメトリーダッシュ(WAVE編)の作り方

iの変数を作るときは、「このスプライトのみ」にチェックを入れておきます。そうすると、このあとに作る、上側のブロックについても同じiという変数を使えるので便利です。

スクラッチでジオメトリーダッシュ(WAVE編)の作り方

これで🏴を押してみましょう。下部分がスックロールしてだんだんブロックが上にあがってくるのが分かります。

上のブロック

次に上のブロックを作っていきます。

上のブロックは、下のブロックとにているので、下のスプライトを右クリックして複製します。

スクラッチでジオメトリーダッシュ(WAVE編)の作り方

そしてスプライトの名前を”上”に変更して以下のようにコードを編集します。

スクラッチでジオメトリーダッシュ(WAVE編)の作り方

先ほどiの変数を作るときに「このスプライトのみ」にチェックを入れていたので、同じ変数が使えるのです。

これで、🏴をおすと、上下に壁ブロックができて、だんだんとはばが狭くなっていけば成功です。

ロケットを作る

次にロケットをつくっていきます。自分でコスチュームを描いてもいいですが今回はスプライトを選ぶから、Rocketshipを選びます。

スクラッチでジオメトリーダッシュ(WAVE編)の作り方

そして、コスチュームを横向きにして、へらべったくします。またそのときにロケットの後ろが中心にくるように移動しておきます。

スクラッチでジオメトリーダッシュ(WAVE編)の作り方

そして、もう一つ軌跡用の白いコスチュームも作っておきます。軌跡の大きさは50×30に設定しておきましょう。また軌跡のコスチュームも左端が画面の中央にくるようにします。

スクラッチでジオメトリーダッシュ(WAVE編)の作り方

それではここからロケットのコードを書いていきます。

ロケットのコードは最終的にこのように書きます。コードの意味をしっかり理解するためにはこちらの動画を参考にしてください。

これで、ロケットが上下に動きながら進んでいく様子を作ることができ、上下の壁にあたるとゲームオーバーとなります。

スクラッチでジオメトリーダッシュ(WAVE編)の作り方

「爆発」を受け取ったときに上下のブロックの動きも止める必要があります。以下のように「”爆発を受け取ったとき”スプライトの他のスクリプトを止める」とうコードを追加します。

スクラッチでジオメトリーダッシュ(WAVE編)の作り方
スクラッチでジオメトリーダッシュ(WAVE編)の作り方

爆発をつくる

では、次に、ロケットが壁にあたったときに爆発をさせたいと思います。まず、新しいスプライトを追加して、先ほど作ったロケットをのコスチュームをコピーします。

スクラッチでジオメトリーダッシュ(WAVE編)の作り方

次に、消しゴムツールを使い、切り刻みます。

スクラッチでジオメトリーダッシュ(WAVE編)の作り方

そして切り刻んだパーツの向きや位置を変えてこのようにバラバラにします。

スクラッチでジオメトリーダッシュ(WAVE編)の作り方

そして”爆発”のコードを以下のように書きます。これでロケットが壁にあたったときに、ロケットが爆発してバラバラになったように見せることができます。

スクラッチでジオメトリーダッシュ(WAVE編)の作り方

進んだキョリを表示する。

次に進んだキョリを表示して終わりになります。キョリのコードはどこに書いてもいいですが、今回はステージに書いていきます。タイマーを使うことでかなりこまかく記録することができます。キョリの変数を作成し左上に配置しておきます。

スクラッチでジオメトリーダッシュ(WAVE編)の作り方

すべてのコード

これで完成です!けっこう簡単に作れましたね。この動きはいろいろと応用できると思いますので是非オリジナルのジオメトリーダッシュを作ってみてください。すべてのコードはこちらから確認できます。

ジオメトリーダッシュ(WAVE編)

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