横浜市立洋光台第三小学校50周式典のお手伝いをさせていただきました

活動紹介
横浜市立洋光台第三小学校50周式典のお手伝いをさせていただきました

横浜市立洋光台第三小学校6年2組のみんなから「小学校の50周年式典でスクラッチを使って、体育館に巨大花火を打ち上げたいので協力してほしい」という依頼をいただいたのでお手伝いさせていただきました。

横浜市立洋光台第三小学校50周式典のお手伝いをさせていただきました
50周年式典のあとに、私だけのために花火の披露をしてくれました

巨大花火が完成するまで

6年2組のみんなからこんな相談をいただきました。

横浜市立洋光台第三小学校50周式典のお手伝いをさせていただきました

「ビンゴおじさんのスクラッチ教室」のYouTubeをみて連絡しました。

小学校の50周年式典でスクラッチを使って巨大花火をうちあげたいのですが、

ぼくたちだけでは完成させることが難しいので手伝ってください!

その後、ZOOMでみんなの作りたいものや悩みをきかせてもらい、YouTube動画で巨大花火の作り方を公開して、動画を参考にして自分たちで進めてもらうことにしました。

公開したYouTube動画
【スクラッチ】巨大花火大会の作り方(総合篇)ある小学校6年生のみんなからの依頼に応えます

巨大花火作りは一大プロジェクトなので、みんなが役割をわけて協力しあうことがとても大切です。6年2組のみんなには5つの班にわかれて取り組んでもらいました。

横浜市立洋光台第三小学校50周式典のお手伝いをさせていただきました1


それぞれの班に分かれて、何度も演出計画を練り直し、どうすれば見ているひとを楽しませられるような花火になるか考えてもらいました。途中で、私も教室におじゃまさせてもらったり、zoomで話し合いをさせてもらいました。花火師の方にも教室に来ていただいて、花火の構成の作り方などを教わったそうです。そうして花火が完成しました!

横浜市立洋光台第三小学校50周式典のお手伝いをさせていただきました2

完成した花火

こちらが完成した花火大会の一部を紹介します。BGMにあったワクワクするプロ顔負けの演出になっています。特にナイアガラの部分がすごいので是非見てください!この後も、学校の全生徒・先生の写真を打ち上げるなど、みんなが喜べるような演出が盛りだくさんで、実際の式典でも大いに盛り上がったようです。

横浜市立洋光台第三小学校6年2組作「祝50周年花火」

みんなの感想

後日、それぞれの班で振り返りをしてもらい、感想をもらいました

総合演出班

こだわったところ

  • 何回も練り直した演出計画
  • みてる人が飽きないように花火の種類や色、形、順番に気を配った
  • 花火師さんやビンゴおじさんに教えていただいたことをもとに構成を考えた

苦労したところ

  • 見てる人が5分間飽きないようにすること
  • 前半、中盤、後半の構成を練ること
  • バーチャル花火でいかにオリジナリティを表現できるか

できてうれしかったこと

  • 無事成功したこと
  • 五回練り直した演出計画が完成したこと
  • ナレーションを最初から最後まで暗記して言えたこと

イラスト班

こだわったところ

  • 飽きないよう1 つ1 つ違う花火の形
  • 文字を綺麗に作る
  • 洋三小50周年をお祝いする花火を作ったこと

苦労したこと

  • 全校の写真を集めて、花火にすることスクラッチ内に取り込む
  • デザインを工夫して、飽きない花火を作ること
  • バーチャルでしかできない花火を作り上げたこと

できてうれしかったこと

  • スクリーンに映った時の色を気にしながら花火作りをすることができた
  • 背景から花火まで、全て手作りで作り上げれたこと
  • 花火が打ち上がった時のお客さんの歓声で達成感を得ることができた

音響班

こだわったところ

  • 花火に合うイメージの音源を探したこと
  • 効果音をバーチャル花火にしかできないものにしたこと

苦労したこと

  • 本番ギリギリまで、花火を練り直していたので、音合わせがなかなかできなかったこ
  • BGMの音量、効果音の聞こえ方を調整したこと

できてうれしかったこと

  • BGM、効果音を扱うサイト(魔王魂)を紹介してもらったので音楽の選択肢が広がり、花火の雰囲気に合った音楽を選ぶことができた

プログラム班

こだわったところ

  • いろいろなコードを組み合わせた花火
  • みんなが驚くような、びっくりするような花火を作った
  • バーチャルでしかできない表現の工夫

苦労したところ

  • バーチャル花火の作り方(コード)を覚えること
  • 本番ギリギリで焦りながら作ったこと
  • 演出計画やみんなの思いを最後まで取り入れたこと

できてうれしかったこと

  • 難しいコードを組むこと
  • 6− 2にしかできない最高な花火が作れたこと
  • 式典当日にみんなに喜んでもらい目標が達成できたこと

機材班

こだわったところ

  • 体育館を暗くしたこと
  • iPadを同時に押して、花火を映すこと
  • プロジェクターの位置、画面の大きさ

苦労したところ

  • なかなか体育館を暗くできなかったこと
  • プロジェクターの位置(画面の大きさ)
  • 機材の準備をする時間が長くかかってしまっていたこと

できてうれしかったこと

  • プロジェクター1 台ではなく2台で映すことができたこと
  • 体育館を真っ暗にして花火を綺麗に見せることができたこと
  • 機材の準備が早くなったこと
  • プロジェクターの設置場所が完璧にできるようになったこと

さいごに

「ビンゴおじさんのスクラッチ教室」はプログラミングスキルの向上だけではなく、子供たちにプログラミングを通して創造すること(クリエイティブ)の楽しさを伝えたいという思いで運営しています。今回の、花火大会プロジェクトはまさしくその思いを体現させていただけたものとなり、私自身もワクワクしながら取り組ませていただきました。子どもたちが、教えたこと以上の作品を作り上げてくれたこともうれしかったですが、みんながこのプロジェクトを通して作ることの楽しさや、”見ている人を楽しませることの喜び”を感じてもらったこともとてもうれしかったです。声をかけてくれた洋光台第三小学校6年2組のみんな、そしてそれを支えていただいた担任の先生には本当に感謝しています。ありがとうございました!

今後も少しでも多くの子供たちに接して、より明るく楽しい未来を一緒に作っていきたいと思っていますので、他の学校関係者の皆様も是非お気軽にお声かけいただければと思います。