スクラッチでうんちがいさがし（うんちの品質を守るゲーム）の作り方

今回つくるゲーム

難易度

今回はヒカキンはじめ多くのYouTuberがプレイしている「うんちがいさがし（うんちの品質を守るゲーム）」をスクラッチで作っていきます。ベルトコンベアーでながれてくる”うんち”を合格品と見比べて検品するだけの単純なゲームですが、とても面白いのでぜひチャレンジしてみてください。

この記事でも順番に作り方を解説しますがくわしくははYouTube動画で確認してください。

まずゲームをプレイしてみましょう。合格品と見比べて違う商品（不良品）が流れてきたら左のレーンはAボタン、右のレーンはLボタンで廃棄しましょう。達人級をクリアできたら是非教えてください。

youtube解説

こちらの動画ではわかりやすくゲームの作り方を解説しています。実際に作るときはこの動画を見ながら作ることをお勧めします。チャンネル登録もよろしくお願いします！

[スクラッチ]うんちがいさがし〜うんちの品質を守るゲーム〜の作り方①

イラストをつくる

うんちのイラスト

まずはこのゲームのキモであるうんちのイラストをつくっていきます。
新しいプロジェクトを開いて、ネコのスプライトは削除して、あらたに”検品1”という名前のスプライトを作ります。そして、コスチュームにすきな”うんち”のイラストを描きます。うんちのサイズは50×40程度にしておきましょう。

ひとつイラストができたら、そのイラストをベースにいろいろな種類の”うんち”を作ります。
例えば下のイラストだと目と口がちがいますね。今回は7種類作成しました。そして、このタイミングでx座標、y座標を-130:0に設定しておいてください。

ベルトコンベアーのイラスト（背景）

次に、”うんち”が流れてくるベルトコンベアーのイラストを背景に描いていきます。ステージの”背景”に移動し、先ほど-130:0に配置した”うんち”にあわせてベルトコンベアーを描きます。
この上をうんちが順番に流れてきます。

仕分け機のイラスト

次に仕分け機のイラストを描いていきます。”仕分け1”というスプライトを作成し以下のように四角を描きます。四角の中心がイラストの真ん中になるように作り、x座標、y座標をそれぞれ、-180,-90くらいにするとちょうどベルトコンベアーに少し重なるようになるはずです。ならなければy座標を微修正してください。

つぎにもう一つのコスチューム、不良品を押し出したときのイラストを描きます。コスチューム1からコスチューム2に変えることで、不良品を押し出すイメージを作ります。

これで左レーンのイラストはすべて作ることができました。これらの部品をうごかしてゲームを作っていきます。

仕分け機のコード

まずは仕分け機を動かせるようにします。仕分け1のスプライトに以下のようにコードを書きます。これでaのボタンを押すと機械が動いて不良品を押し出せます。

うんち（検品1）のコード

次に、うんちをレーンの上を移動させるコードを書いていきます。まずは合格品を決めてレーンの右脇（-55:0）に配置します。そして上から1.5秒ごとに検品品（うんち）が流れてきて、合格品ならそのままスルーして、不良品なら仕分け機で押し出すことにします。
ですので、合格品を押し出してしまったり、不良品を通過させてしまったりすると検品ミス（失格）となります。

上から流れてくるうんちは完全にランダムにすると、合格品がなかなか流れてこないことになります。合格品が流れてくる割合を多くするために、”検品品”という変数をつくり1〜10までの乱数として、8.9.10が出た場合は合格品を出すことにします。それに加え、そもそもの合格品の番号も含めて4/10の確率で合格品が流れてくることになります。