逃げるゴミをつかまえろ!(ワークショップ:初級編)

初級

今回つくるゲーム

難易度1 out of 5 stars

今回のゲームは逃げるゴミをプレイヤーを操作してキャッチしていくゲームです。この記事のとおりにつくれば初心者でも30分以内で作れますので是非チャレンジしてください。
イベントやプログラミング用室・学校・サークルなどのワークショップでもぜひご活用ください!


まずはゲームをプレイしてみましょう。

素材をつくる

まずはゲームに使う素材をつくります。今回つくる素材は「プレイヤー」と「ゴミ」の2種類です。
「プレイヤー」と「ゴミ」のスプライトを作成し、コスチュームを描いていきます。

素材を一からつくるのが大変だという人は、以下のプロジェクトをリミックスするかコピー、ダウンロードして使ってください。時間の限られたワークショップなどでは、はじめから素材が用意されている状態ではじめると良いでしょう。
逃げるゴミをつかまえろ!(素材)

逃げるゴミをつかまえろ!(ワークショップ:初級編)

下の例では、キャラクターは4種類、ゴミは9種類つくっています。

逃げるゴミをつかまえろ!(ワークショップ:初級編)
逃げるゴミをつかまえろ!(ワークショップ:初級編)

プレイヤーを動かそう

プレイヤーのコードで、まずはこのようにコードを書きましょう。コスチュームは自分の好きなコスチュームを選んでくださいね。

逃げるゴミをつかまえろ!(ワークショップ:初級編)

ここまで書けたら、緑色の旗を押して、プレイヤーを動かしてみましょう。マウスの方向にプレイヤーが動くようになりましたね。

「3歩動かす」の部分の数字を変えてみましょう。数字を大きくするとそれだけ移動がはやくなるのがわかります。いろいろ数字をかえてみてください。

ただ、このままだと、プレイヤーにマウスを近づけるとぐるぐる回転してしまいますね。それを避けるために以下のようにコードを追加してください。

逃げるゴミをつかまえろ!(ワークショップ:初級編)

プレイヤーとマウスポインターの距離が10以上はなれている時だけマウスポインターに向かって移動するようにしています。

これでプレイヤーの動きは完成です!

ゴミを動かそう

まずはどれか1つのゴミを動かしてみよう

ここからゴミを動かしていきます。ゴミのコードに以下のように書いてください。

逃げるゴミをつかまえろ!(ワークショップ:初級編)

これでペットボトルが壁を跳ね返りながらうろうろしますね。

「45度に向ける」の数字を変えるとはじめに逃げる方向がかわります。また、「5歩動かす」の数字を変えると、ゴミの逃げるスピードを変えることができますのでためしてみてください!

ゴミの種類と逃げる方向をランダムにしよう

このようにコードを変更すると、ゴミの種類と逃げる向きがランダムになります。

逃げるゴミをつかまえろ!(ワークショップ:初級編)

実際に緑の旗を押して、確認してみましょう。

ゴミをキャッチすると新しいゴミが現れるようにしよう

以下のようにコードを変えることで、逃げるゴミをプレイヤーがつかまえたら、また新たなゴミが出現できるようになります。

逃げるゴミをつかまえろ!(ワークショップ:初級編)

スコアをつけよう

次に、キャッチできた数だけスコアがあがっていくようにします。「スコア」という変数を作り、以下のようにプログラムを追加します。

逃げるゴミをつかまえろ!(ワークショップ:初級編)
逃げるゴミをつかまえろ!(ワークショップ:初級編)
逃げるゴミをつかまえろ!(ワークショップ:初級編)

制限時間をつける

次にゲームの制限時間を作っていきます。先ほどと同じ手順で「残り時間」という変数を作り、以下のようにコードを書きます。このコードはどこに書いても大丈夫ですが、今回はステージ(背景)のコードに書きました。

逃げるゴミをつかまえろ!(ワークショップ:初級編)

BGMを加えて完了

最後にBGMを加えて完了です。先ほどのステージのコードに以下のようにコードを追加します。BGMは3つ用意しているので好きなものを使ってください。

逃げるゴミをつかまえろ!(ワークショップ:初級編)

すべてのコード

これで完成です!おつかれさまでした。
すべてのコードはこちらから確認できます。

逃げるゴミをつかまえろ!

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