今回つくるゲーム
難易度
今回はスクラッチで恐竜ゲームを作っていきます。恐竜ゲームとは、googleで検索したときにインターンネットに繋がってない場合に出てくる恐竜をタップする(もしくは上矢印キーを押す)とはじまる隠れゲームです。今回はその恐竜ゲームに似たゲームをスクラッチで作っていきます。横スクロールゲームの基本要素が満載ですので、ゲーム作り脱初心者にうってつけです。是非挑戦してみてください。
googleの恐竜ゲームはこんな感じです。
まずは実際にゲームをプレイしてみてください。上矢印キーでジャンプしてサボテンをよけてください。最高スコアは240です。
はじめに
まず、以下をリミックスしてください
こちらにはゲームを作るのに必要な素材が揃っています。
恐竜の動きをつくる
まずは恐竜の動きから作っていきます。恐竜が横に移動していくゲームですが、実際はサボテンや背景を動かしていて恐竜の位置は変わっていません。
つまり、恐竜の動きはその場で走るのとジャンプすることだけです。
走るとジャンプのスプライトに以下のようにコードを書いていきます。
上矢印キーを押すと、走るが消えて、ジャンプが出てくるというカラクリです。
この状態で実際にを押してプレーしてみてください。以下のように動けば成功です
サボテンを動かす
次にサボテンを表示していきます。サボテンを右側からどんどん流していくのですが、それにはマップチップ という考え方をつかいます。すでにサボテンマップというリストを用意しています。そのリストにチェックを入れると画面上に以下のように0〜5の数字のが並んでいるのがわかります。
この数字はサボテンの種類を示しています。サボテンのスプライトでコスチュームをみてください。
5種類のサボテンが用意されており、それぞれ以下のように数字と対応しています。
0:何も表示されない 1:コスチューム1 2:コスチューム2 3:コスチューム3 4:コスチューム4 5:コスチューム5
サボテンマップの指示に従い、サボテンが表示されていくために、以下のようにサボテンのスプライトにコードを書いていきます。今回は文字列が300列あるので300回繰り返しています。
ここで大切なのはサボテンxの変数を作るときに、以下のように”このスプライトのみ”にチェックを入れるようにしていください。つくるクローンごとそれぞれに座標を指定していくためです。
マップチップ については以下のブログで詳細に説明しています。あわせて読んでみてください。難しければ一旦定番コードとして覚えてしまうのもいいと思います。
この状態でを押してゲームをしてみましょう。以下のようにサボテンが流れてこれば成功です。サボテンリストの数字を適当に変えてみて、その指示通り流れてくるか確認してみましょう。
地面を動かす
ここまでだと、サボテンが流れてきているように見えてしまうので、地面も動かすようにしていきましょう。地面をスクロールさせるのも定番のコードがあります。
横スクロールの詳細解説はこちら
背景、地面1、地面2に以下のコードを書きます。とてもよく使うコードなので覚えてしまいましょう。
では、この状態でプレイしてみてください。地面も動くので、ほんとに恐竜が動いているように見えますね。
ゲームオーバーをつくる
次にゲームオーバーをつくっていきます。
恐竜がサボテンに触れたらゲームオーバーです。
サボテンのコードに以下のように追加していきます。
ゲームオーバーを受け取った時の他のスプライトのコードも変更いていきます。
スコアをつける
最後にスコアをつけていきます。
サボテンをジャンプした数だけスコアが増えていきます。以下のようにサボテンのコードに追加していきます。
実際にプレイしてみましょう。
すべてのコード
これで完成です。ジャンプやゲームオーバーの音は自由につけてみましょう。
すべてのコードはこちらから確認できます。