スクラッチで電車運転ゲーム(トレインシュミレーター)の作り方

電車運転ゲーム

今回つくるゲーム

難易度3 out of 5 stars

今回は電車運転ゲーム(トレインシュミレーター)を作っていきます。コード自体はそこまで難しくありませんが、電車の景色をつくるのが大変でそこが楽しいところでもあります。がんばって自分だけの電車運転ゲームを作ってみてください!

この記事ではそれぞれのコードの意味を解説していきたいと思いますので作り方の詳細はYouTube動画で確認してください。


まずゲームをプレイしてみましょう。

youtube解説

こちらの動画ではわかりやすくゲームの作り方を解説しています。実際に作るときはこの動画を見ながら作ることをお勧めします。チャンネル登録もよろしくお願いします!

[スクラッチ]電車運転ゲーム"トレインシュミレーター"の作り方①

すべてのコード

今回のゲームのすべてのコードはこちらにあります。この記事ではこのコードの意味を解説していきます。

電車運転ゲーム

景色を作ろう

景色のコスチュームを描こう

まずは景色のコスチュームを作っていきます。ここが一番大切なので、作るコツはYouTube動画で確認してください。このような感じで100個の景色を作ります。電車を運転したときに、1〜100までの景色が順番に流れていきます。今回のゲームでは電車は固定されていて、景色が移動することで電車が動いているように見えるのです。そして最後に1番目の景色(駅)に戻ってきて、そこで停車します。ですので、一つ目の景色には停車ラインPを作っておきましょう。

景色のコード

景色のコードは次のとおりです。実際にゲームを作るときはスプライトをいったりきたりして作りますがここでは最終的なコードを紹介して意味をお伝えします。

このコードは一般的な背景スクロールのコードです。”スピード”の変数が変わることで、スクロールの速度が変わります。

そしてスピードは操縦によって決まります。後ほど操縦レバーについて説明しますが、レバーの位置によって加速したり・減速したりするという部分がここに書いてあります。

そして、最終的にPの位置を電車の頭にあわせることができればピッタリ賞で、そこからの距離が記録となります。

操縦レバーを作ろう

次にスピードの加速・減速を調整する操縦レバーを作っていきます。操縦レバーは3種類のパーツでできていて、
①操縦盤(ボタンやレバーを乗せる板)
②ボタン
③レバー
の3つです

操縦盤

操縦盤はこのような感じでコスチュームを描き、

コードはこのようにしておきましょう。あとでボタンの位置やレバーの位置を見ながら調整します。

レバー

次にレバーを作っていきます。レバーのコスチュームはこのように作って


コードはこのように書きます。マウスをオンしてスライドさせるとレバーが縦方向(y方向)のみに動きます。

ボタン

今回加速・減速は8段階設定します。このようにボタンのコスチュームを8個用意します。

そしてコードはこのように書きます。 クローンを使ってボタンを配置し、レバーのy座標がそのボタンあたりにくると光るように設定しています。レバー位置という変数をつくり、レバーがどのボタンの位置にあるかを常に変数で管理するようにします。

さきほど、景色のコードで、このレバーの位置ごとにスピードの加速・減速を調整しているということです。

電車を作ろう

最後に電車を作ります。今回のゲームでは電車は同じ場所に置いておくだけです。まずは以下のようにコスチュームを描きましょう。こちらは、スクラッチにもとからあるビルを横に倒して電車として使っています。好きな電車を描くのがいいと思います。

そして、このようにコードを書いて電車を配置します。YouTube動画では解説していませんが、進んだ距離をここで計算しておくのも良いと思います。また、ガタンゴトンという音をスピードによって変えるコードもここで書いています。

これで電車運転ゲームのコードの解説は以上です。
是非自分だけの電車運転ゲームを作ってみてください!

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