今回つくるゲーム
難易度
この記事でも順番に作り方を解説しますがくわしくははYouTube動画で確認してください。
まずゲームをプレイしてみましょう。クリックでジャンプします。サボテンや鳥にあたらないよう注意して進みましょう。
背景をつくる
背景のイラスト
まずは背景のイラストから作成していきます。新しいプロジェクトを開いて、今回はネコはつかわないので削除してから、新しいスプライトを作り、そこに背景の絵を描きます。スプライトの名前は”背景”としておきましょう。
1つめの背景ができたら、これを右クリックで複製して、さらに反転させて、もう一つの背景(コスチューム2)を作ります。
背景のコードを書く
次に背景のコードを書いていきます。先ほどつくった二つの背景を順番にスクロールさせていきます。スクロールさせるのはいつものコードです。
これでを押すと背景がスクロールしていくはずです。「-10」がスピードになります。3ヶ所ありますが、そこの数字を変えることができるので、変数にしておきましょう。以下のように”スピード”という変数を新たに作成して代入しておきます。
サボテンをつくる
サボテンのコスチュームを作る
次に障害物となるサボテンを作っていきます。新たなスプライトをつくり、”サボテン”と名前をつけます。そして、コスチュームに以下のように何種類かのサボテンを作ります。直線ツールで簡単に書くことができます。ポイントはサボテンの根元が画面の中心にくるようにすることです。サボテンは背丈の高いものから、横幅のひろいものまでいろいろ作りましょう。恐竜がジャンプした時にちょうど超えられるようにするようにあとから調整します。
サボテンのコードを書く
次にサボテンのコードを書いていきます。サボテン間隔という変数を作り、「0から-200までの乱数」とすることにより、サボテン出動の間隔がランダムとなりゲームが単調にならないようにしています。
サボテン間隔の変数を作るときには”このスプライトのみ”にチェックを入れておいてください。
これでを押すと、背景に合わせてランダムにサボテンが流れてくるようになりますね。
恐竜をつくる
ここまでできたら主役の恐竜を配置させましょう。その前にまずは”目には見えない”恐竜用の地面を作っていきます。
恐竜用の着地面をつくる
以下のように、新しいスプライトを作成し恐竜の着地面を作ります。あとから”幽霊の効果”で透明にするので、何色で作っても大丈夫です。
コードは最終的にこのように書きますが、作っている途中は幽霊の効果は0にしておいても良いかもしれません。
恐竜のコスチュームを作る
スプライトを選ぶから以下の恐竜を選びます。スプライト名は”恐竜”にしておきましょう
コスチューム2〜4は使わないので削除します。そして走っているように見せるために足の長さが左右逆のものをふたつ作ります。あと色をモノクロにしておくのよいと思います。
恐竜のコードを書く
次に恐竜のコードを書いていきます。恐竜はその場でジャンプするだけです。背景が流れているので走っているように見えるだけです。このジャンプのコードはいろいろなゲームで使えるので是非覚えておいてください。
これでゲームは一旦完成ですが、ここからさらに難しくしていきます。本家の恐竜ゲームでは、スクロールのスピードがどんどん速くなって、サボテン以外にも鳥が出現することで難易度が上がっていきます。それをスクラッチでもある程度再現していきたいと思います。
鳥を追加する
ではまず、鳥を追加するところからやっていきます。サボテンのコスチュームに移動して以下のように鳥のコスチュームを追加します。鳥はスクラッチにはじめからあるのでそれを利用します。
鳥は下部分を飛ぶ、中央部分を飛ぶ、上部分を飛ぶの3パターン作ります。
それぞれで羽の上下をつけて6パターン作成します。高さの差は、中心からの高さで決めていきます。
この時に大きさも調整しておくようにしましょう。詳しい作り方は動画を確認してください。順番は以下のように並べておいてください。
ステージに管理のコードを書く
次にステージに移動し、ゲーム管理のコードを書いていきます。”最大”というのが”どのサボテン(鳥)”まで出現させるかということです。最初はサボテンだけ、その後、下を飛ぶ鳥が出てきて、という感じです。それに合わせてスピードも速くなっていきます。また、合わせてスコアもつくようにしていきます。
サボテンのコードを追加する
最後に以下のようにサボテンのコードを追記します。”鳥の場合を受け取ったとき”の中にはコスチュームが鳥だった場合、羽を羽ばたかせるようにしています。
すべてのコード
これで完成です。全てのコードはこちらから確認できます。
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