今回つくるゲーム
難易度
素材をつくる
まずはゲームに使う素材をつくります。今回つくる素材は「プレイヤー」、「ゴミ」、「地面」、「あわ」の4種類です。
それぞれのスプライトを作成し、コスチュームを描いていきます。
素材を一からつくるのが大変だという人は、以下のプロジェクトをリミックスするかコピー、ダウンロードして使ってください。時間の限られたワークショップなどでは、はじめから素材が用意されている状態ではじめると良いでしょう。
海にただようゴミを回収せよ!(素材)
キャラクターのコスチュームは好きなものを1つ描いてもらえれば大丈夫です。地面は何種類描いても大丈夫です。描いたものが順番にスクロールします。
ゴミは今回は9種類のゴミと、爆弾を7個、合計16個作りました。これらがランダムで出てくるので、爆弾が多ければ多いほど爆弾が出てくる確率が高くなり、難しくなります。
あわは、真ん中の少し右上に丸を描くのがポイントです。キャラクターの右上からあわが出るイメージですね。
プレイヤーを泳がせよう
まずは水中を落下していくようにする
まずはプレイヤーが水中を落下していけるようにします。以下のようにコードを書きましょう。
旗を押して、画面をクリックしてください。そうするとゆっくり海底に落ちていくと思います。
この部分が「重力です」ジャンプの勢いは最初は0でだんだんと、-0.1、-0.2、-0.3と大きくなっていきます。海中なので重力は強くはたらかないので「-0.1ずつ変える」としていますが、これが地上のゲームであれば「-1ずつかえる」というようになります。実際に「-1ずつ変える」にして違いをたしかめてみましょう。
水中でジャンプできるようにする
次にプレイヤーが水中をジャンプできるようにします。このようにコードを追加してください。
これで、画面をクリックするとプレイヤーがぴょこぴょこと水中をジャンプすることができるようになります。
地面をスクロールさせよう
次に、地面をスクロールさせていきます。
横スクロールゲームでは、プレイヤーは横方向に動かず、地面が左方向にスクロールすることで、プレイヤーが右方向に進んでいるように見えるのです!
地面のスプライトに以下のようにコードを書きましょう。このコードの詳しい解説はYouTube動画で確認してください。
これで旗を押してプレイしてみてください。背景が左にスクロールすることであたかもプレイヤーが右に泳いでいるように見えますね。
ゴミと爆弾をただよわせよう
次にゴミと爆弾を海中にただよわせます。
地面のスクロールスピードと同じスピードでゴミを右から左にながすことで、海の中をただよっているように見せます
以下のようにコードを書きましょう。1秒ごとにクローンを作って右から流していきます。
流していくときにy座標(高さ)とコスチュームと角度をすべてランダムにしています。
左に進みながら少しだけ回転させることでただよっている感じを出しています。
スコアとゲームオーバーを作ろう
では、プレイヤーがゴミをキャッチするとポイントが入り、爆弾にあたるとゲームオーバーになるようにしましょう。これはプレイヤーのコードに書くのではなく、ゴミのコードに書いていきます。
つまり、ゴミがプレイヤーに触れた時に、ゴミのコスチュームであればポイントが入り、爆弾のコスチュームであればゲームオーバーということです。
以下のようにコードを追加しましょう。
ゲームオーバーを受け取った時にそれぞれのスプライトで「スプライトの他のスクリプトを止める」を入れておくようにしましょう
あわを出そう
最後は海中の雰囲気を出すために、プレイヤーからあわを出します。あわのコードは以下の通りです。あわはプレイヤーから出て、だんだん左上ににげていくイメージです。
すべてのコード
これで完成です!おつかれさまでした。これでいろいろなスクロールゲームが作れるようになったと思います。是非このゲームを参考にオリジナルゲームをつくってみてください!
すべてのコードはこちらから確認できます。
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